こんにちは、2Yです。
今回は「『YouTuber』におすすめしたいマイク5選のご紹介」についてお話ししていきます。
いきなりですが、みなさんは動画における音の重要性を理解していますか?
近々のYouTubeを見ると、良いカメラ・良い照明と目に見えるものばかりこだわって、音をないがしろにしている方を多く見かけます。
逆を言えば、音に重きをおいている方が少ない分、そこにこだわれば動画の質に差をつけることができます。
この記事に来てくださったということは、音にもこだわりたいという思いがあると思いますが、今一度重要性を理解していただけますと幸いです。
なぜ『YouTuber』にマイクが必要?
内蔵マイクでも音は録れるし、そもそも本当にマイクは必要なのでしょうか?
結論から言うと「YouTuberをやる上でマイクは必要」です。
特に様々なところで撮影を行う『YouTuber』はあった方がいいと私は考えます。
内蔵マイクとちゃんとしたマイク一番の差が出るときは、外の撮影と動きのある撮影時です。
基本、カメラに内蔵されているマイクは全体の音を幅広く録ろうとするので、必要ない音まで大きく拾ってしまいます。
また、カメラに背中を向けられると何も音を拾えなくなってしまうので、声が聞きづらくなるという現象もよく起きます。
これは画面にも映るわかりやすい「ピンマイク」というマイクですが、有名なYouTubeをやっている方もマイクを使って撮影されています。
もしかしたら「多少音が悪くても編集でどうにかなる」と思われる方がいるかもしれませんが、それはほぼ不可能です。
どれだけ音の編集ができても、ノイズを気持ち消せるかなくらいだと思ってください。
加工しすぎると必要な音まで削れてしまう恐れもあります。
逆を言えば、撮影時に録っている元の音が良ければ、編集できる音の幅が広がります。
これはテレビなどの様々な音の現場を見て経験してきた私が自信を持って言えます。
『YouTuber』がマイクを使うメリット
『YouTuber』がマイクを使うメリットは主に3つあります。
具体的なメリットは上記になります。
ここからはそれぞれ単体で解説していきます。
①音質よく音が録れる
1つ目は音質よく音が録れることです。
これが8割くらいのメリットを占めていると言っても過言ではありません。
音質が良いと何があるかと言うと、視聴者がストレスなく動画を見ることができます。
例えば、「外で撮影したYouTube動画を見ていて、風の音で何言ってるか聞き取りづらい」と感じたことはありませんか?
テロップが載っていれば、ある程度見ることはできますが、イヤホンで聴いているとストレスを感じるはずです。
こういったことを軽減して、必要な音を収音してくれるのがマイクの役割であり、メリットになります。
②編集が楽になる
2つ目は編集が楽になるです。
先ほども少しお話ししましたが、元の音が良ければ編集でカバーできる音の幅が広がります。
音質をよくすることは、動画の質をあげることにも繋がり、ちゃんと収音できていないYouTuberに差をつけることもできます。
③様々なロケーションで撮影しやすくなる
3つ目は様々なロケーションで撮影しやすくなります。
外で撮影を行う場合、風や雨、工事の音など撮影において必要でないノイズが多くあります。
そんな時にマイクがあれば、欲しい音をねらって収音することができます。
それによって、様々なロケーションでの撮影で質を落とさないことにも繋がります。
マイクの種類・選び方
ここからは『YouTuber』におすすめしたいマイクの種類と選び方をご紹介します。
まずはマイクの種類ですが、『YouTuber』が主に使うマイクは2種類です。
それは「ガンマイク」と「ピンマイク」と呼ばれるマイクです。
さらに詳しいマイクの説明はこちらの記事でしていますので合わせてご覧ください。
それでは各々紹介していきます。
①ガンマイク
1つ目はガンマイクと呼ばれるマイクです。
別名「ショットガンマイク」とも呼ばれ、形がショットガンに似ていることが由来となっています。
カメラの上につけることが多く、YouTuberでは一番多く使われているマイクになります。
大きな特徴は、「単一指向性」と呼ばれる狙った方向の音を録ることに特化したマイクです。
なのでカメラが向いている方向の音を集中的に収音することになります。
大人数演者がいる場合、画的にマイクを映したくない場合、外撮影に向いています。
ジャマーと呼ばれる風防の付け外しで風の音などを抑えることもできます。
逆に均一に音が録れないため編集でレベルを合わせづらい、カメラに背を向けられると内蔵マイクよりは圧倒的にいいですが、ピンマイクよりは音が録れないというデメリットがあります。
②ピンマイク
2つ目はピンマイクと呼ばれるマイクです。
よくテレビで演者がつけているマイクがこの「ピンマイク」です。
主にワイヤレスで使うため演者側に送信機、カメラ側に受信機をつけて使用します。
大きな特徴は、単体で狙いたい人の音を録ることができるところです。
テレビなどを見てもわかる通りマイク1つにつき1人の音を録ります。
デメリットとしては、コストがかかるのと複数人の収音に向いていないことが挙げられます。
『YouTuber』におすすめのマイク
では実際にここからはおすすめのマイクについてご紹介していきます。
①RODE『VideoMicNTG』
– | VideoMic NTG |
---|---|
メーカー | RODE |
値段 | ¥35,698 |
種類 | ガンマイク |
電池 | 約30時間 |
1つ目はRODEが販売している『VideoMic NTG』になります。
RODE製のマイクは多くありますが、一番バランスが取れたマイクだと私は個人的に感じます。
大きな特徴は、マイクの丈夫さと携帯やiPadでも使えるユーティリティ性の高い点。
Webマイクとしても使えるので、リモート会議などでも使うことができます。
音質もコストに見合ってクリアで非常に使いやすいです。
②SENNHEISER『MKE-600』
– | MKE-600 |
---|---|
メーカー | SENNHEISER |
値段 | ¥43,619 |
種類 | ガンマイク |
電池 | 約150時間 |
2つ目はSENNHEISERが販売している『MKE-600』になります。
SENNHEISERはガンマイクを取り扱うブランドの中では一番信頼性があり、テレビ業界などプロの現場でも使われる常に第一線にいるブランドです。
1つ目の『VideoMic NTG』と同じく、携帯やiPadにも使えます。
単三電池での駆動で、約150時間くらい持つので電池を1本入れてしまえば、一日中変えなくてすみます。
音質もプロにも使われているだけあって一級品です。
クリップも付いているので購入後そのまま使うことができます。
個人的にはガンマイクの中で一番おすすめしたいマイクになります。
③SONY『ECM-GZ1M』
– | ECM-GZ1M |
---|---|
メーカー | SONY |
値段 | ¥8,450 |
種類 | ガンマイク |
電池 | – |
3つ目はSONYの『ECM-GZ1M』です。
大きな特徴はなんと言っても1万円を切るコストパフォーマンスです。
※ただし、SONYカメラでしか使えないので注意してください。
他のマイクと大きく違うのは、ケーブルが不要な点で、ストレスが少なくなります。
SONYのα7カメラを使う方には打ってつけのマイクだと個人的には思います。
④RODE『Wireless GO』
– | Wireless GO |
---|---|
メーカー | RODE |
値段 | ¥34,374 |
種類 | ピンマイク |
電池 | 約7時間 |
ここからはピンマイクの紹介をしていきます。
4つ目はRODEの『Wireless GO』です。
大きな特徴はコンパクトさと拡張できる利便性です。
大きさが小さいため、カメラ側も演者側もストレスなく撮影ができます。
『Wireless GO』にRODE製品なら多く対応できるラベリアマイクをつけることによって、さらに収音性をあげることができます。
デザインも黒と白があり、好きなデザインを選ぶことができます。
個人的にはデザイン重視なら白、目立ちにくく服と紛れさせたいなら黒でしょうか。
⑤SONY『UWP-D21』
– | UWP-D21 |
---|---|
メーカー | SONY |
値段 | ¥64,500 |
種類 | ピンマイク |
電池 | 約8時間 |
5つ目はSONYの『UWP-D21』になります。
こちらはテレビやイベントなどプロの現場でも多く取り扱われているマイクになります。
個人的には一番よく見かけるマイクかもしれません。
単三電池可動式で、バッテリーのチャージの必要性がありません。
内部設定が豊富で、音量をマイク側であげれたり、風の音を切れたりする設定もあります。
ディスプレイも細かく記載されているので、非常に使いやすいです。
コストは少しかかりますが、細かく設定でき、信頼性もあるので持っていても損はないマイクです。
私は個人的にピンマイクで一番おすすめします。
まとめ
ここまでYouTuber向きのマイクをご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
マイク1つで他のYouTuberと動画の質で差をつけることができます。
ガンマイクとピンマイクの2種類ご紹介しましたが、自分の用途にあったマイクを検討してみてください。
ぜひ画だけではなく、音にまでこだわってみてくださいね。
この記事が何か参考になれば幸いです。
ここまでお読みいただきありがとうございました!